目標達成や成功の鍵を握る「心の景色」とは?
あなたも一度は大きな目標や夢に挑戦したいと考えたことがあるのではないでしょうか?
個人的な夢や目標だけでなく、会社の目標達成させたいと願ったり、成功を収めるためには、戦略や努力や根性だけでは乗り越えられない壁が存在します。
その壁を越えるために重要なのが「心の景色」です!心の景色とは心の中で描くビジョンやメンタルイメージのことです。
目標達成の鍵は、心の目で描く内なるビジョンにあります!
また、あまり知られていませんが、無意識に見ている心の景色が私たちの思考や行動、現実に大きな影響を与えたり、目標達成や成功にも影響しています。
このコラムでは心の目で描くビジョン、心の奥に広がる景色についてお伝えしていきます。今までとは違った視点で成功の扉を開けるキッカケになれば嬉しいです!
目標達成の鍵を握る心の奥に広がる景色
目標達成にはさまざまな影響があります。その中でも特に重要なのが「心の景色」です。心の景色は、心の目が無意識に見ている先にあります。私たちが思い描くビジョンや思考、感情、行動などに影響を与えます。
この景色がポジティブで具体的であれば、目標達成のプロセスもスムーズに進む可能性が広がります。逆に心の景色がネガティブであれば、ネガティブな現実体験により自信を失ったり、それが原因となり引きこもり、や不登校という現象が起きてしまう可能性があります。
「心の目」や「心の景色」という概念や、内なるビジョンの具体的な描き方、そしてそれが現実とどのように関連するかについてお伝えしていきます。
心の目とは?
「心の目」とは、心の中で見るビジョンやイメージのことを指します。目標を達成するためには、まずその目標がどのようなものであるかを心の中で明確に描く必要があります。
例えば、マラソンを完走したいと考えている人が、ゴールにたどり着く姿やその時の達成感を心の目でしっかりとイメージすることが重要です。このビジョンが強ければ強いほど、実際に行動に移すモチベーションも高まりやすくなります。
また、イメージすることにより、実際に今マラソンをしていなくても、走っている時と同じように筋肉も反応したり、躍動感を感じることができるのです。
内なるビジョンの描き方
内なるビジョンを描くためには、具体的なステップがいくつかあります。
まず、自分の目標や夢を明確に決めます!紙に書き出し、毎日読み返すことで、脳にインプットすることもでき、情報が集まりやすくなります。
そして、目標や夢はちょっと頑張れば達成できることより、枠の外にすることがのポイントです。そして、その目標が達成されたときの具体的な情景をできるだけリアルに!そして達成した時の感情を感じます。自分がどのような行動をとるのか、周囲の人々がどのような言葉をかけてくれているのかなど、その時の服装や、香りなど具体的にイメージします。
心の目と現実の関係
心の目で描いたビジョンは、現実に大きな影響を与えます。
心理学では、心の中で何度もイメージしたことや多くの時間、意識を向けたことが現実化すると伝えられています。
これは自己成就予言と呼ばれる現象です。目標達成に向かうプロセスでは、そのビジョンが動機付けとなり、困難に直面した時にもそれを乗り越える力を与えてくれます。
例えば、ある企業家が自分のビジネス計画を詳細に描き、それを日々頭に描き続けることで、実際にその計画を実現するための具体的な行動に繋がったという事例もあります。このように、心の目で見るビジョンと現実の行動は密接に関連しています。
成功のための心のセッティング
成功を達成するためには、技術や知識だけでなく、心の持ち方がとても重要です。心のセッティングが整っていないと、どれほど優れた能力を持っていても目標達成は難しくなってしまいます。
また、セルフイメージを高めることや何が自分にとって当たり前だと信じられるか?当然!だと思えるかが大きな鍵になります。
例えば「私が幸せを感じるのは当たり前」と思うのか「いつもうまくいかなくて当たり前」と思うかで現実は変わってしまうのです。
あなたが心から信じていること=信念が成功の鍵になります
ポジティブ思考の確立
ポジティブ思考は成を導く強力なツールです。
ネガティブな考え方を続けていると、自らの成長や可能性を阻害してしまいます。
ポジティブ思考を確立するためには、まず自己肯定感を高めることが重要です。毎日の小さな成功や自分の良いところを見つけてほめる、感謝できることを見つける習慣をつけることで、自己肯定感が育まれていきます。
とはいえ、いつもポジティブ思考でいられなかったり、自分の良いところを褒めるのが難しいと思う時もあります。
同じ出来事でも、視点や意味付けを変えることで、ポジティブにもネガティブにも周波数を変えることができます。
また、ネガティブな感情も永遠に続くわけではありません。そして、ネガティブな感情を感じたり、認めることで、ポジティブ思考に切り替え、心の中のイメージをポジティブに変えることができるのです!
心の奥に広がる景色は過去の記憶
心の景色は「今この瞬間」に起きていることではなく、過去の記憶によるものです。
今この瞬間に完全に集中し、過去や未来の出来事にとらわれない心の状態=マインドフルネスを意識することで、ある程度回避することが可能です。
ですが、過去に体験もしていないのに感じる感情や浮かぶ思考や行動には心の景色が影響しているのも事実です。
これは私の体験ですが、私は物心ついた時からなんとなく、思ったことを言えず、人に気を使い、遠慮がちな性格でした。友達がいないわけではありませんでしたが、何故か私がここにいることは誰かの迷惑になるように感じ、自信をもつこともできませんでした。
そんな私の心の景色は、私の家系で生まれてすぐに亡くなり、忘れられていた「子供」の存在でした。私の心の目は無意識に存在を忘れられたその子供に向いていたのです。
家系の中で起きた出来事を扱う「家系のトラウマ」を解消するプログラムで、その子供の存在と居場所を作りました。
すると、私がここにいたら迷惑かもしれないという感覚は無くなりました。そして、自分に意識を集中できるようになり、なくなって初めて「今まで、頭がボーッとしていた」ことに気づき、意識がはっきりしました。
不思議で、信じがたい出来事でした。このように、心の奥に広がる景色が与える影響は無意識ですが、大きな影響をもたらすこともあります。
目標達成や成功に結びつかないのは、心の奥の景色の影響かもしれません。
成功や目標達成に役立つマインドセット
成功や目標達成にはマインドセットが重要になります。成功した人々の多くは、具体的な目標を持つだけでなく、その目標を達成するための適切な心の状態を維持しています。
マインドセットの3っつのポイント
まず、成功に役立つマインドセットの3っつのポイントをお伝えします!
1. 固定観念をもたない:
成功を手に入れた人は「成長型マインドセット」を持っています。
能力は限定されず、努力次第で向上するという考え方です。このマインドセットを持つことで、失敗を成長の機会として捉えることができます。
たとえば、アインシュタインが若い頃に学校で成績が悪かったという話がありますが、彼は固定観念にとらわれず、自分の興味を追求し続けた結果、偉大な物理学者としての立場を確立しました。
私たちは親からの刷り込み、教育や躾などにより「これはこういうもの」「こうあるべき」といったビリーフに縛られ、成功から遠ざかってしまうことがあります。
固定概念やビリーフは可能性を潰す思考パターンなのです!
2. ポジティブな自己対話:
自分自身に対する言葉、セルフトークも重要です。
ネガティブな考えに気づき、自分にポジティブな言葉を伝えることで、心の中の障害を乗り越える力が身につきます。そして、自分に集中する力も身につきます。
3. 目標とビジョンの設定:
明確な目標を設定し、それに向かって具体的なビジョンを描くことが重要です。目標が明確であればあるほど、その達成に向けた行動が取りやすくなります。
また、時間軸を利用するのも大事です。
目標達成のゴールをいつにするか、明確に設定します。例えば3年後、5年後など。そして、ゴールした状況が今の自分に向かってくる。と決めるのです。
すると大前提「目標達成している」という思考になります。
そして、目標達成した自分から今の自分を心の中でイメージすることで、ゴールするために、今取り組む必要があることに気づけるようになるのです。
最終的に大きな目標達成には「心の景色」が不可欠です!あなたの内なるビジョンが成功を現実に引き寄せる原動力になるのです!